『だきあえぬうお』及川恒平ライブ
《題名》 『だきあえぬうお』及川恒平ライブ
《日時》 2007年8月18日(土) 夕6時より
《会場》 札幌/テンポラリースペース
札幌市北区北16条西5丁目1-8北大斜め通り
《料金》 予約2,500円 当日3,000円
《予約》 電話011-737-5503
email→temporary@marble.ocn.ne.jp
《取次》 及川オフィスkohe@music.email.ne.jp
『だきあえぬうお』
お盆の札幌は、子供のころしか知らない。
夏休みと冬休みは、祖母と釧路から空知の叔母の家に出かけ、
かならず数週間の滞在をしたのだった。
そうして夏休みに叔母の家族と、
札幌に出向くのがならわしだった。
道東の港町とは比較にならぬ大都会、札幌。
比較にならぬ暑い夏。
ただただ百貨店や土産屋を歩き回る一日は、
実際には、退屈でもあったのだが。
テンポラリースペースとの関わりは、
いつも太い流れの中にある。
今回も、そうだ。
僕がきめたのではないと感じている。
翌8月19日は、沼田康弘さんの催し物が、
同じテンポラリースペースであるという。
数年前、
彼の演出した芝居の役者としての出演を降りたことがある。
本読みの翌日という、
どうにも言い訳のしようないタイミングだった。
もちろん彼のせいではない。
ただ、僕の降りたいという気持ちを伝えられるのは、
その集合体の中で、彼しかいないと思った。
来てもらった喫茶店で、
長い弁解を重ねた記憶がなまなましくある。
僕は、なにもしらずに8月18日に歌えないか、
と連絡したにすぎない。
そして、、
ここに集っていた仲間の一人として出会った、
糸田ともよを、やはり歌いたいと感じている。
抱きあえぬ魚の姿でめぐりあう驟雨の拍手に拉ぐ水駅
糸田ともよ歌集「水の列車」より
聴きにきてください。
2007年夏 及川恒平
関係サイト
↓
テンポラリー通信
http://kakiten.exblog.jp/