【題名】「短い声で」イギリス館コンサート Vol.39
【日時】2010年8月14日(土曜日)
開場 18:30 開演19:00
【会場】横浜・港の見える丘公園内イギリス館
電話/ファックス 045-623-7812
【住所】 横浜市中区山手町115-3
【交通】 (1)みなとみらい線「元町・中華街」駅徒歩7分
JR石川町駅徒歩15分
(2)JR・市営地下鉄「桜木町」駅
バス20分[11]又は[20]系統
「港の見える丘公園前」バス停 徒歩1分
【料金】前売 3,000円 (紅茶付き)
当日(残席次第)3,500円
【出演】及川恒平 歌・語り・ギター
【客演】明神慈(Yasu Myojin~ポかリン記憶舎)語り
【申込・問合】 7月5日から受け付け開始します。
イギリス館は席が限定ですので、
毎回だいたい当日までに満席になるようです。
及川オフィス oikawamusic★yahoo.co.jp
メールは★を@に置き換えておねがいします。
及川オフィス tel&fax 045-753-7838
【参考サイト】ポかリン記憶舎
http://www.pocarine.org/
【ご案内】
今回のゲスト、明神さんは劇作家であり脚本家。
ポかリン記憶舎を主催して、
この劇団で年に幾度か公演している。
彼女の演劇のまんなかにある「ポかリン・メソッド」は、
それ自体が、すでに強力な表現方法。
演劇に関心のある方々には説明不要か。
ポかリン記憶舎公演は、
ほとんど欠かさずに見させてもらっている。
その上、縁あってぼくのライブに出ていただき、
詩のリーディングやら、
ときには、朗読劇(なんとぼくも参加)もお願いしている。
ホストのぼくとしては贅沢の極みなのだが、
それをついにイギリス館に持ち込めることになった。
じつはまだ、明神さんになにをやっていただくのか、
細かいところは決まっていない。
ただし、これは言える。
彼女にぼくの「引き潮」を朗読してもらい、
ぼくが歌とギターでからんだことがある。
それはただしく音楽的なデュエットだった。
そのエッセンスを含むものを、
ぜひ聴いていただきたい。
たがいの音声を聴くことが、発する以前にまずある。
音楽という看板をたてていようと、
演劇であろうとかわりはないようだ。
アンサンブルの成立は、そこからしか始まらない。
この、まず耳というのがミソで、
コロンブスのたまご、なのかもしれない。
いっぱしの表現者といわれている人でも、
できていなかったりするのだから。
スキルを伝えるスキルは持ちあわせているそれぞれの専門分野も、
日々の原初的な行為にたちいることは、
不得手なのか、意味をみいだせないのか。
ここまで言うと、自分のくびを絞めている以外の、
なにものでもないのだが、だいじょうぶ。
明神慈さんがいる。
聴きにきて下さい。
2010年夏 及川