題名:ペーパーランド音楽会~CD化記念ライブ
日時:2007年11月17日(土曜日)開場17時・開演18時
料金:予約3.500円、1ドリンク付き自由席
会場:手風琴 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-21-3
出演:ペーハーランド
及川恒平~歌・ギター、
本田修二~歌・ギター、
幸田 実~ベース
申込、問合: tel. 03-3940-4456 手風琴
《ご案内》
春、下北沢のラカーニャで
GINTE2が、三十年ぶりとなるライブをした。
こんなタイムラグがあっては、と聞き手としても緊張したのだが、
いい演奏だった。
超満員の会場は、『銀河鉄道』らしい、しずかな熱気につつまれた。
メンバーの牧くんはアメリカ在住、本田くんはフィリピン在住で、
この二人にベースシストとして幸田くん参加のライブだった。
ここで顔をあわせたのが、ペーパーランドの核を作っていた3人、
本田、幸田、ぼくというわけだ。
いつか僕らもやろうよ、と言い合った。
まさか、今秋にすぐ実現するとも思わずに。
降ってわいたような話だった。
1970年代に作ったLPアルバム「ペーパーランド」を、
再発売したいと言うのだ。
ぼくらにとっては自分の耳を疑うような連絡。
アコースティックなフォーク、
というだけでショーバイになった時代の末期に、
咲いたあだ花と言っていい「ペーパーランド」というバンドの
「ペーパーランド」というレコードが、
よもや再びかたちになるなんて、
ぼくらメンバーが一番おどろいたのだった。
そして、
日本でのGINTE2の再演が決まろうとしているとき、
ぼくらは、ひそかに連絡をとりあったのだ。
便乗其の一。
GINTE2のメンバーである本田くんが来日した時に。
便乗其の二。
CD化による再発売の時期に。
こんなぼくらに、あたたかい手をさしのべてくれたのが、
手風琴の久保田氏。
たった一本の電話の向こうで
「よろしいです、やりましょう」
実現しちまったよ。
ペーパーランドなんて知らない方も、
ちょっと知っている方も、
コウガクノタメニ、
モノハタメシ、
ちょっとしたくらしのアクセントに、
聞きに来てください。
2007年秋 及川記