【題名】｢この世、花の日｣RESONGS vol.3 ／函館

【日時】2008年年5月3日（祝日）開場18:30　開演19:00

【会場】茶房・桜の下／函館

【住所】〒042-0943 函館市乃木町2-20
桜ヶ丘通り沿い。市電柏木町電停下車徒歩7分。

【料金】前売3,000円　当日3,500円(飲物別)

【出演】及川恒平vo.gui・武部悟harm.　

【問合】tel&fax 0138-55-9595 桜の下
平日　am11:00～pm５:00
日曜日　am10:00～pm４:00
定休日　水曜日・第２・４木曜日

E-mail sabousakura@yahoo.co.jp

【Site】http://www.sabousakuranoshita.com/

「この世花の日」　及川恒平

この世 花の日 電車を降りて
みどり野辿ってゆきました
誰もいない 　カラスもいない
小さな身振りで踊ります
踊ります　　　

この世 花の日　なぞなぞ遊び
散りゆくものは街ですか
みじかい声で手紙を書いて
十年出さずに忘れます
忘れます　　　　

この世 花の日 水線も
さらさらさらりと 埋もれます
しばらくぶりで 機械の音と
並んで歩いてゆきました
ゆきました　　

【ご案内】

　昨年、Yくんのやっている｢亀しょう｣で、
ハーモニカの千葉智寿くんとライブをしたのが、
函館との再会である。
　さらに十一月、Kさんのはからいで、
｢香雪園｣園丁で、雪の中歌わせていただいた。
　そのおり｢櫻の下｣で公演後のひとときを、すごした。
今年になって一月、音楽仲間の四角佳子と、
また、Yくんに(店の場所は違うが)歌わせてもらった。
　数十年のご無沙汰が、
なんと一年に三度も、この街に来ることになったのだ。

　四度目は、あっけないほどすぐにやってくる。
ふたたび五月、函館に行く。
O夫妻の茶房｢櫻の下｣が待っていてくれる。
一月に店にお邪魔したとき、
できたら、櫻の時期ここでと、ぼくが言ったのだ。

｢この世、花の日｣

　ここに来ての思いつき｢RESONGS｣として。
話の流れで、1995年にあった｢宮澤賢治体験｣を、
ちょっだけ再現することになるようだ。
ちょっとだけと、自ら釘を刺しておかなければ、
倒れてしまうかもしれない事情があるのだ。
　
五月三日、函館・櫻の下で。

2008年春　　　　　　　及川記

【参考】
http://www.asahi-net.or.jp/~rr5k-oikw/uta_31.htm