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2018年09月15日の記事は以下のとおりです。

「終章 Ⅲ」秋/川崎

  • 2018/09/15

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【題名】「終章 III」秋

【日時】2018年9月15日(土) 
    OPEN 17:30 START 18:00

【会場】ギャラリー華沙里 Tel. 044-954-2333

【住所】川崎市麻生区上麻生1-10-6 井上ハイツ2F

【交通】小田急線 新百合ヶ丘駅  徒歩5分

【出演】歌とギター:及川恒平
    ヴァイオリンと歌:太田惠資

【料金】3,000円(お茶付)

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【予約】 oikawa_yoyaku@yahoo.co.jp
     https://www.facebook.com/oikawakouhei

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「終章Ⅲにむけて」

   熊本放送のイメージソングを作って歌った時、地元の高校生に演奏を依頼した。ヴァイオリンはもちろん、ピアノ、ベースも弾いてもらった。結局短期間に録音、ステージを数回一緒した。実はこのとき受験生の脚を思い切りひっぱっていたのだが。
   時は経って90年半ば、すでに東京にいた太田くんに横浜イギリス館での定期公演の最初のゲストとして出演してもらった。その演奏を聴いて熊本での音は、太田くんのほんの一部分だったことを知った。
   2000年になりNHK時代劇「蝉しぐれ」の主題歌として小室等作曲に歌詞を書かせてもらう機会があった。ドラマの中に聴こえているのは太田惠資のヴァイオリンと、あの独特の歌唱だった。お互い音信不通あたりまえの暮らしぶりだから、懐かしかった。そのころはすでに演奏家として確固たる地位を築いていた彼だったので、高校生のころの姿を、その活躍ぶりに重ねあわせてひそかによろこんでいた。
   そして去年合奏する機会に恵まれた。そのとき、ぼくは自分でも予期していない言葉をステージで発してしまった。「太田くんとはあと一年、数度演奏して二人だけのものとしては最後とします」

 

   これまで太田くんとのデュオコンサート「終章」は二回が終わり残り二つになった。三月の第一回目はそのとき出来るいいものを核にして選曲した。そう”いいものを”が選ぶ理由だった。六月の第二回目はやりたいものを、と少しニュアンスがかわった。もうすこし砕いて言うと三月に感じていたいいものとは、太田くんやぼくが持っている劇的なものを少しでも前にだしたかったのだと思う。そして六月のいいものとは、音楽のふくむ意味の量が多いものを選ぼうとしたのだ。
   結局は成功でも失敗でもなかったようだ。二つの試みはコンサートとしてはそれほどの違いはなかったのだから。つまり失敗か、、、自分という枠の中での選択なのだから、い九月の3回目の選曲をそろそろと考え出してからだ。ぼくらはいいものを大事に歌い演奏したいといつだって思っているのだから、そんな策略など意味をもたなくなるのだ。今回の選曲基準は、やり残したものがないように、だ。そんな後悔だけはさけたいのだから。聞いてください。(及川記) 

 

https://www.facebook.com/oikawakouhei

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